悲しみの勇者!凍てついた憎悪
▲放送日/1989.07.09
▲作画監督/進藤満尾 原画/古川達也・鈴木健之・一志勝利 動画/中村美雪 他
▲脚本/菅良幸 絵コンテ/石崎すすむ 演出/石崎すすむ
▲フォルケル/柴田秀勝 ミーメ(少年時代)/鈴木富子 ミーメの母/阿部道子
ストーリー
ミーメの高速拳は、十二宮の戦いにおいてのサガの高速拳にも匹敵する速さと威力を持っていた。だがなおもミーメからは殺気が感じられない。いぶかる一輝に対し、ミーメはその忌まわしい過去を語った。ミーメの父フォルケルはミーメに対して愛情というものを一切持たず、厳しい拳の修行を強制した。それもそのはず、ミーメはフォルケルの実子ではなく、フォルケルが倒した敵の子だったのだ。それを知り、怒りを爆発させたミ-メは、その拳で、父を殺したというのだ。だが、一輝が幻魔拳で見せたミーメの過去には、戦士として、父として苦悩するフォルケルの姿があった。いったいその過去とは・・・
名セリフ
一輝「十二宮の戦いにおいて、サガの高速拳にも匹敵する早さ、そして威力。」
一輝「自らにかせられた宿命を呪い、この地上の全てを、神というものがいるならば、神すら敵と思い憎み。 だが星矢たちとと出会い友を信じ、未来に希望を託すこと、そのために戦うことを知ったのだ。」
感想
進藤氏はやっぱり肌が黒く違和感がぬぐえない感じですが、一輝も登場しミーメも終盤戦を迎えつつあります。二人とも似たもの同士の闘い。、ふてくされている?という表現は的確ではないかもしれませんが、そんな雰囲気を匂わせるミーメに対し「昔のオレもそうだった」と答える一輝。素直に認めることが出来ない、人間の心理が上手く表現されています。もちろんミーメのエピソード「父の心理と僕のうたがい」(仮名)が収録されています。自分の思っていた過去が偽りであったと知った時初めて殺気に満ちあふれるミーメですが、その気持ちは計り知れないものだった事でしょう・・・自分が信じていたもの、憎みべき相手が、自分のことを本当に愛していてくれた人だったのですから。自分への怒りなのか?向けることの出来ない怒りを一輝にぶつけるミーメ・・・ 決着は次回です。 それにしても・・・フォルケルの生き方は不器用だよ・・・寂しい。